猫の急病・怪我
 

猫の血液は体重の6%しかなく出血が死亡の可能性となります。
体重5kgの猫は血液の量がコップ2杯程度しかなく、ガーゼなどで出血部を押さえ
大急ぎで病院へ連れて行く必要があります。
外でケンカをし怪我を負いながら自宅に帰る途中に事故に遭う事もあります。
去勢されていない雄猫は特に交通事故などに遭う可能性が高くなります。
病気の兆候を見逃さない事も大切です。
ひどい痛みがあっても人間のように泣いたり訴えたりしません。
じっと痛みに耐え、うずくまり隠れたり動かなくなります。
雄猫がかかりやすい下部尿路症候群では痛みで排尿できずに尿毒症に
なることもあります。
この病気も実際には急になるわけではなく、少しずつ進行する物です。
普段から猫の様子や排泄物・食欲に注意し嘔吐物にも気を付けるべきです。
猫は普段から寝ている時間が長く、調子が悪いことを見逃してしまいがちです。
気が付いた頃には手遅れの場合、猫自身もかわいそうですし、
飼い主も自分を責め続ける事になります。
普段から気を配る事が大切です。





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