膀胱が炎症を起こす病気です。
人間やイヌに比べてネコには少ない病気です。

ひんぱんに、水を飲み尿をします。
尿が残っているように感じるらしく、トイレに何度も入るものの
（残尿感）尿がそれほどでないこともあります。
尿がにごる、尿に血が混じるなどの症状が現れます。

細菌に感染している場合がほとんどです。
ネコの尿は濃くて細菌が膀胱で繁殖しにくいので、
ネコはこの病気になりにくいようです。
しかし、尿道の一部を切り取ったり、下半身がまひすると
細菌に対する抵抗力がなくなり、膀胱が細菌に感染しやすくなります。

膀胱炎には老齢のネコがなりやすい間質性の膀胱炎も有ります。
間質性の膀胱炎は普通の膀胱炎と症状は余り変わらず、
慢性化して繰り返し症状が現れる事が特徴です。

治療は細菌感染の膀胱炎の場合には抗生物質を投与します。